PRP外来のご案内

弘前大学医学部附属病院整形外科ではPRP療法を行っています。下記の適応のある患者様がいらっしゃいましたらご紹介していただけると幸いです。PRP外来は完全予約制となっていますので、外来予約支援部門(Tel: 0172-39-5464, 0172-39-5173, Fax: 0172-39-5338)へご連絡ください。予約の際は、診療情報提供書と共に、当ホームページにある予約フォームをダウンロードして必要事項への記載の上添付をお願いいたします。

治療の可否に関しては、PRP外来を受診していただき、適応を判断した上で決定させていただきます。

整形外科PRP専門外来

    ☆ 新患 毎週金曜日 14:00〜15:30(1日2名まで)
    ☆ 再診 毎週金曜日 15:30〜16:30
    ☆ 治療は自由診療  関節内(2種) 再診料740円+注射1回 33600円 (税抜き)
               関節外(3種) 再診料740円+注射1回 16600円 (税抜き)
               その他、診療行為があれば、自由診療として加算されます。
      (キットの値上げのため令和3年度から治療費の見直しを行う予定です。)
    ☆ PRP作製Kit: ACP Double syringe system, Arthrex(白血球の少ないLP-PRP)
    ☆ 事前の診察・説明、フォローは保険診療
    ☆ 同一部位は1クール(6ヶ月)に4回まで

□PRP療法とは
 多血小板血漿 Platelet-rich plasma:PRP は、患者の末梢血を採取し遠心分離し、血小板濃度の高い成分を抽出したものです。整形では、術中にフィブリンクロットを用いたり、骨髄血を用いたりと、再生を促す治療が以前から行われてきておりますが、PRPも同様に血小板中から放出される成長因子などによる再生促進を期待した治療です。

□本邦で治療の位置づけ
 現在は、保険適応がなく、再生医療等安全性に関する法律により自由診療として行うことが可能です。
 本治療を行うには関節内投与は第2種、関節外投与は第3種として、疾患ごとに(特定)認定再生医療等委員会での審査を受けた上で厚生労働省へ届け出が必要であり、1年ごとに委員会への報告、継続のための審査も必要です。治療方法は比較的簡便ではありますが、非常に敷居が高くなっております。

□PRPの適応疾患:
 ● 第2種:変形性関節症に伴う関節内軟骨損傷、半月板損傷・関節炎・関節内靭帯損傷
 ● 第3種:腱付着部炎、腱障害、筋損傷、関節外靱帯損傷

□当該治療を受けられる条件
・外来通院が可能な全身状態が良好な方で、年齢の制限はございません。 
    【除外基準】
    ・抗凝固薬・抗血小板薬の使用      ・血小板減少症等の出血性素因
    ・貧血(Hb<10.8g/dl)         ・重篤な全身性感染症
    ・2週間以内のNSAIDsの内服
    ・2種に関しては、易感染性宿主(糖尿病(HbA1c>7.0)・免疫不全・慢性腎不全・肝硬変)

□PRPを用いた臨床研究
 変形性膝関節症に対する3群での無作為試験(ヒアルロン酸、ヒアルロン酸+PRP、PRP 各群30名)を準備中です。令和2年度中に開始する予定ですが、厚生労働省への届け出後、再度詳細をご報告させていただきます。

□PRP外来の受診までの流れ
 PRP専門外来は毎週金曜日午後の完全予約制となっております。2種、3種とも、下記PRP専門外来予約フォームにて外来予約支援部門よりPRP専門外来へのご紹介をお願いいたします。採血、X線、MRI等の検査をされている場合は、診療情報提供書と共に診療情報の提供をお願いいたします。

■ 初診時:保険診療として適応の有無を判断し、治療について説明させていただきます。適応を満たさな
  かった場合、PRP療法ができないこともあるので、患者様にはその旨お伝えお願いいたします。

■ 治療日:自由診療のため、全額患者負担となります。検査や処方等は原則行いません。

■ フォロー時:効果判定目的に投与後1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月をめどに受診していただきます。保険診療とし
  て診察いたしますが、定期処方等は引き続きご紹介元の先生方にお願いいたします。


弘前大学大学院医学研究科整形外科学講座
教授 石橋恭之
担当 飯尾浩平



連絡先:弘前大学大学院医学研究科整形外科学講座 スポーツ整形外科グループ
連絡先 〒036-8562 青森県弘前市在府町5 Tel: 0172-39-5083 Fax: 0172-36-3826



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