受賞・表彰

日本整形外科学会功労賞を受賞して


村上新町病院整形外科  岡村 良久

 このたび、日本整形外科勤務医会から日本整形外科学会功労賞に推薦いただき、平成30年5月23日、第91回日本整形外科学会学術集会前日の総会・代議員会にて、山崎正志理事長(筑波大学教授)より授与されました。整志会からは、故成田英三郎先生、川岸利光先生、森山明夫先生に次いで、4人目の受賞です。整志会会員、弘前大学整形外科学教室関係の皆様方に御礼方々ご報告する次第です。
 弘前大学整形外科入局時に与えられたテーマは側弯症で、脊椎グループをそぞろ歩いていたのですが、昭和62年に当時の原田征行教授よりスポーツ整形外科外来を立ち上げるように命じられました。当時は、全国的にもスポーツ外来は少なく、また、スポーツ整形外科の認識も乏しい時代で、「スポーツドクター」とは、「スポーツを行う医師」だとか言われたりもしました。最も、自分は学生時代はサッカー(東医体優勝)、医師になってからは医局野球(日整会親善野球大会優勝)ばかりやっていて、そういわれても仕方がないところもあります。
 日整会功労賞の推薦資格については、日整会誌に記載されていますので、ここでは省略させていただきますが、総会でのシンポやパネルを何回か担当したり、東北地区専門医資格認定委員会委員長を務めたり、青森県スポーツドクターの会の活動などが推薦理由となったようです。振り返ってみますと、東野修治先生・原田征行先生・藤哲先生をはじめ多くの先輩、同世代、後輩の先生方のご指導、ご協力の賜物と御礼申し上げます。とくに、スポーツグループ立ち上げ当初に、ともに汗をかいてくれた半田哲人先生・中村隆二郎先生・星忠行先生、また、その後の飛躍的な発展に尽力してくれた(現在もしている)石橋恭之先生・津田英一先生には深謝しております。
 現在、自分は整志会を担当しておりますが、開業医、勤務医を問わず会員サポート体制の充実、弘前大学整形外科学教室のステータスの向上を目指して、微力ながら尽力いたしたいと思っております。簡単ながら、御礼とさせていただきます。


日本整形外科学会功労賞を受賞して

Pagetop