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整形外科医を目指す女性医師へ


2019年4月 日本整形外科勤務医会青森支部女性医師の会

「弘前大学整形外科は女性医師の就労を支援いたします」

1)整形外科の仕事について

 整形外科は実臨床の場面では力仕事が多く、「大工」と称されることがありますが、それは正しくもあり、間違いでもあります。
 現在の細分化された医療の中で、整形外科には多くの専門家されたサブスペシャリティーが存在し、自分の意思で選択可能です。主だったサブスペシャリティーは、外傷外科、関節外科、脊椎外科、スポーツ医学、手外科、足外科、リウマチ外科、小児整形外科、リハビリテーション科などが挙げられ、自分にあった分野を見つけることが出来ると思います。当教室では、現在、スポーツ整形外科グループ、脊椎・脊髄外科グループ、関節グループ、手外科グループ、骨・軟部腫瘍グループの5つのグループに分かれて診療をしております。各グループの詳細につきましては、診療グループ紹介をご覧ください。


2)妊娠・出産・育児について

 当教室では妊娠・出産・育児を行う医師(以下、育児医師)の勤務形態に関して、勤務医会内規の中に取り決めを設けております。
 具体的には、産前産後休業や育児休業の取得が規定されており、①時間外勤務・当直の減免、②部分休業、③時間外勤務・当直の減免なども可能です。また、妊娠期間中は放射線被ばく業務の軽減あるいは免除を受けられます。
 このように女性医師が働く環境を整え、様々な就労形態に対応できるように考慮しております。


3)女性医師の集まり

 弘前大学整形外科では、「日本整形外科勤務医会青森支部女性医師の会」という定期的な集まりを通じて、近況の報告や仕事上の問題点、プライベートな相談など、簡単にコミュニケーションをとれるようなシステムを構築しています。会の活動は、日本整形外科医会青森支部で報告を行うこともあります。
 弘前大学整形外科は、女性の医学生・研修医を歓迎いたします。不安なことや確認したいことがありましたら、お気軽にご相談ください。見学も随時受け付けております。

医長 浅利享
女性医師の会 上里涼子


当教室で勤務されている女性医師からのメッセージ

平成13年卒業 上里涼子

平成26年卒業 坂本祐希子

平成26年卒業 市川奈菜




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